私事ですが、9月の頭に蔵王の山を登ってきました。

山頂は台風の影響もあり、霧と風が強く、ぽつぽつと雨も降っていたので、体感温度は約－10℃ということでした。ダウンジャケットや冬用インナーを着用していたのですが、それでもなかなかに寒かったです。秋を飛び越えて、極寒の冬を味わってきてしまいました。

登山を趣味にする方は近年増えつつありますが、実際に山に登ってみて、その理由が少しわかりました。山頂に行くまではものすごく疲れますが、その分、山頂での食事がとてもおいしく感じます。また、登山の醍醐味はそれだけではありません。普段目にしないような風景を見ることができ、聞いたことのない鳥や動物の声を聞け、めまぐるしく変る風を肌で感じ、高さや場所によって漂う香りを楽しむことができます。五感すべてに、今まで知らなかった刺激を与えてくれます。

そして何より、大自然を前にすると、普段の悩みが消える、とは言いませんが、なんだか少し楽になります。

今まで、色々な趣味に興じてきた私ですが、この趣味は一生のものになりそうです。

私達は常々、皆さんの悩みを解決することにお役立ちしたいと思っておりますが、法律だけでは晴れない心のモヤモヤが残ることもあるかと思います。そんなときは、実行するのにハードルは高いかもしれませんが、一度近くの山を登ってみることをおすすめします。

さて、8月も終わり9月に入りました。

日中はまだまだ暑い日が多いですが、朝夕は少しひんやりとし、秋を感じることができますね。

（事務局）